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 各施設のおたよりから

駒沢 幼児 2018年1月

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです

    《雪ニモマケズ、寒サニモマケズ》

★わんぱく三宿
☆雪だ!遊ぼう!!☆

 1月のある日、東京では珍しい雪が降りました。公園に行って雪遊びをしようと計画していたのですが、みんな揃うまでスタッフも待ちきれず、外に出て真っ白な雪をボウルに入れて部屋に持ち帰りました。これに驚いたサエちゃんとリョウくん。嬉しそうにかけよって触り「つめたーい!」と大はしゃぎ。冷たくなった手でお互いの顔を触って笑い合い、雪だるまやハートの形を作っていました。さらにそのあと、「ハートに色をつけたら綺麗だね」という話になり、絵の具を出して雪に色塗りをしてみました。紙に塗る時と違い、塗った色がキラキラして見えてとても綺麗でした。赤や青で塗っていたため、リョウくんは「ちょっとちょっと、かき氷じゃないんだから~」と笑顔でツッコミを入れていました。

 公園では定番の雪合戦・雪だるま作りの他にも、楽しい遊びがたくさん生まれました。サラサラな雪を空に向かって投げて舞い落ちる雪を見るタクマくん・ユウトくん。大きな水たまりに向かって雪玉を投げて、バシャーン!と水飛沫が上がるのを嬉しそうに見るユウセイくん・チエちゃん。室内では出来ないダイナミックな遊びをすることが出来て、大満足な帰り道となりました。

 大人にとっては頭を悩ませることの多い雪ですが、子どもたちにとっては普段出来な い遊びをする絶好のチャンスなのだと、みんなのキラキラ輝く表情を見て思いました。


★わんぱく三茶
☆自信作「雪だるま」☆

 雪の降った翌日、ふれあい広場一面が雪で真っ白でした。部屋で独楽などの正月遊びをして身体を温めた後、保育室の窓を開けて雪の感触を楽しみました。「冷たーい!」「投げてやる!」など雪に対して皆が興味を持ち始めると「雪遊びしよう!」という雰囲気に自然となり、上着を着て準備万端!ふれあい広場へ遊びに行きました。

 早速、雪あてっこが始まりました。しばらくして手が冷たくなってくると袖の中に手をひっこめたり、手の平に息を吹きかけたり、各々手を温めていました。

 雪あてっこを横目に、当てられないようにと周りを気にしながら、こっそり可愛らしい雪だるまを4体完成させていたなおくん。完成した4体を並べて、誇らし気な表情を浮かべながら自信作を少し離れたところから眺めていました。

 少しずつ小さな雪だるまになっていく過程を見届けながら、なおくんはどんな気持ちなんだろうと思い浮かべています。2日経っても、まだ雪だるま4体はふれあい広場にたたずんでいます・・・