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★わんぱくクラブ三宿
☆列車の旅ごっこ☆

　自由遊びの時間、部屋でユウタくんとダイゴくんが緑のトンネルを使って遊んでいました。するとチエちゃんが絵本を開いて持ってきました。指しているページにはトンネルの絵が描かれています。「れっしゃのたび」という絵本の一ページでした。その場にいたみんなでその絵本を読んでいると、ダイゴくんが切符を大急ぎでつくって配ってくれました。「そうだ！みんなでれっしゃのたびごっこしようよ。」とスタッフが提案すると、やろうやろう！という雰囲気です。

　チエちゃんのコンビニ屋さんでお弁当を買います。ダイゴくんはお皿をお弁当箱に見立てて、飲み物や、おにぎりをつめます。ナフキンを探してきて、お弁当をしっかりつつみ、切符を手にお弁当を携えて電車に乗ります。

　列車にのると、椅子をならべた座席でお弁当を食べました。ちょうど食べ終わる頃、列車はトンネルに入ります。ダイゴくんが部屋の電気を消し、「トンネル、トンネル、まっくらまっくら～」というと、チエちゃんとユウタくんは神妙な様子です。電気をつけて到着し、切符を渡して降りました。

　三宿の子どもたちは、絵本が大好きです。これから、いろんなお話しごっこが出来ると思うととても楽しみです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

★わんぱくクラブ三茶
☆かーちゃんとゆーくん☆

　4月にわんぱくに入ってから５ヶ月。1年生のかーちゃんの人気ぶりはさらに拍車がかかってきています！ですが、シャイなかーちゃんはなかなか男の子と一緒に遊ぶことができません。男性スタッフや、高校生のお兄さんたちが遊ぼうと話しかけても、なかなか心を開いてはくれない様子でした。ですが7～8月頃そんなかーちゃんにある変化がありました。ある1日保育のお昼寝の時間のことでした。

　普段は自分から男の子と関わろうとしないかーちゃんが、横になっているゆーくんに、ニコニコしながら近づき、顔に優しく触れていたのです！ゆーくんはそれを受け入れかーちゃんの顔を見つめていました。とても微笑ましい雰囲気でした。 信頼できる女性スタッフに対しては仲良く関わっていたのですが、男の子に対しては初めてでびっくりしてしまいました。

　それからというもの、ゆーくんと関わろうとしていることが目につくようになりました。B室でゆっくりしているところに寄り添い、ニコニコしているかーちゃん。 散歩に出かけるときも、ゆーくんとしっかり手を繋ぎます。そしてゆーくんも歩くのが早すぎないようかーちゃんのペースに合わせ、お兄さんぶりを発揮していました。

　ゆーくんの優しい雰囲気を感じ取ったのでしょうか。最年少であるかーちゃんにとって周りは年上ばかりですが、臆することなく友達を増やしていってほしいと思います。