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 各施設のおたよりから

幼児ひかり三茶 2016年8月

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。

      《 「楽しさ」を共有する 》

★幼児グループ
☆“楽しい!”を共に経験することの大切さ☆

 6月からわんぱくに仲間入りしたカズタくん。最近、楽しいね~と笑顔を向けてくれるようになり嬉しい!とスタッフ間で話題になりました。

 そんなカズタくんとトイレに入った時のこと。まだプールで遊びたかったようです。着替えたくなくて怒っていました。「楽しかったねーまた入ろうね!」と話をしながら着替えていると、私の顔の前で口を「ぶー」。“いやだよ~”という気持ちの表れだったように感じましたが、私も真似して唇をブルブル〜と震わせてみました。すると、“お!”という表情のカズタくん。これは面白い!と思ったようです。“もう一回やってー”と言っているかのごとくニッコリ顔をぐーっと近づけてきました。もう一度やって見せると、カズタくんも同じように唇を震わせて「ブル~ブル~!」2人でブルブルの大合唱が巻き起こりました。ほんの数分の出来事でしたが、カズタくんにとって宮本は、嫌なことをさせられる人から、一緒に遊んで楽しい人へと認識が変わったように感じました。

 この人と遊びだい!という思いが、信頼関係を築く第一歩だと思っています。そしていっぱい“楽しい!”を共感していく中で、じっくり関係を築いていきたいなと思います。  


★ひかり
☆「自主的に、動く」☆

 ひかりの活動は、自由時間の後に、5時になると片付けをして班活動に入ります。以前は、その日のリーダーが「片付けをしましょう」の号令をかけてから、片付けを始めていました。しかし、今年度からはリーダーの声掛けで動くのではなく、メンバーそれぞれが自分で意識して時間になったら片付け始め、班活動の準備をするようにうながしています。

 カズツグさんは以前から、5時前になると自分から片付けを始めていました。ミヨさんも、5時になると自分で「片付けましょう」といっているのを何度かきいています。タクヤさんは、スタッフに声をかけられる前に自分で机を持ち、運んでいるのをよく見かけます。

 今までも、自主的に動いているメンバー、もしくは動こうとしているメンバーが、思っている以上にいたのかもしれません。スタッフが必要以上の声掛けをしていたメンバーもいたのではと思います。スタッフも意識することで、今まで気づかなかったメンバーの力や成長が見えてきます。

 「メンバー自身が自分たちで活動を作っていく」という意識を、メンバーもスタッフも持てるようにしていきたいなと思っています。


★わんぱくクラブ三茶
☆土曜活動「親子行事」☆

 土曜活動Aグループ・Bグループ合同の親子行事を開催しました。去年はわんぱく駒沢をお借りして活動しましたが、今年度はわんぱく三軒茶屋で行いました。 まだ梅雨明けしておらず、前日まで雨・曇りの天気予報でしたが当日は曇りの間から日差しが見え隠れしていて過ごしやすい1日でした。 予定を発表後、皆でなかなか行くことが少ない丸山公園へ久しぶりに行き、思いっきり遊ぶことが出来ました。

 丸山公園の4台あるブランコは(そのうちの2台はベビー用なので)、順番を待つことになるくらいの人気の遊具でした。そのブランコに乗って楽しんでいたちーくん。ちーくんのことを気にかけて後ろから押してあげていたこうくん。こうくんもブランコに乗りたいのかな?と思っていましたが、こうくんは、ブランコを押すと楽しんでくれるちーくんを見て嬉しそうな表情を浮かべます。一緒に遊んでいるその時間を楽しんでいるようでした。

 ブランコの向かい側では、大繩跳び遊びが始まりお父さんが大繩を廻していました。遊びに来ていた近所の小学生もいつの間にか一緒に跳んで遊んでいました。大勢で跳んだ方が楽しいということでお母さん方も一緒に。6回連続で跳ぶことが出来ました! 砂場では、たいくんがお父さんと一緒に山を作っていました。そこに水を運んでくれたみいちゃん。川も作り始めるとたいくんもお父さんもみいちゃんも砂まみれにまるほど遊んでいました。

 昼食はお母さん方が作ってくれたカレーライスとコールスローをあっという間に完食しました。  お腹を満たした後は6月お楽しみ会「わんぱく運動会」で行った綱引きを行いました。”子どものみ””男子のみ””女子のみ””親御さんとスタッフのみ”の対戦を行いましたが、どの対戦も勝利を勝ち取ろうと普段見れない真剣な表情を浮かべていました。勝利をしたチームは自然とハイタッチをして喜びを共有していました。

 お父さん・お母さんはもちろんのこと、きょうだい児も呼びかけ、総勢36名(スタッフ含む)の参加となりました。
皆で協力し合って活動を作りあげ、とても賑やかな一日でした!!