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 各施設のおたよりから

幼児ひかり 2016年4月

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。
《新しいメンバー、新しい取り組み、新年度です!》

★幼児グループ
☆どろどろ~どろあそび☆

 今年度は泥あそびにチャレンジしよう!ということで、園庭の一角に泥あそびコーナーを 設けました。代田の施設に移ってからは初の試みです。スタッフが裸足で泥の中を歩いたり、泥だんごを作って見せると、子どもたちは目を丸くして見ています。興味はあるけれど、慣れない泥の感触に、しゅっと手を引っ込める子、最初から抵抗なく手や足で泥の感触を楽しむ子、泥をチョコレートに見立ててお料理する子、泥だんごを作って、坂の上から転がして楽しむ子など、反応や遊び方は様々です。

 エレナちゃんは真っ黒な宮本の手を見ると逃げるように行ってしまいました。でも友だちやスタッフの楽しそうな様子がとても気になるようです。みんなが部屋に入りだした頃、泥あそびコーナーを覗きにきました。ボールを泥の中に隠し、「みーつけた!と言って、隠したボールをひょいっと取り上げて見せると、私もやってみたい!と手を伸ばすエレナちゃん。ボールに泥をまとわせ隠し、見つけだすと「あー!!」と嬉しそうです。そんなエレナちゃんの手、気づけば真っ黒泥だらけ。感触を確かめるかのように、じっくりと夢中で遊ぶエレナちゃんの姿がありました。

 泥は混ぜたり、水の量を加減することで形や感触が変わるので、子どもたちが自発的に遊べるとても良い素材です。エレナちゃんに限らず、子どもたちは実験をしているかのように、水を混ぜたり、砂も入れてみたり、かき混ぜた後、触って確かめて・・・を夢中でしています。そして、子どもたちが自由に作ったり崩したりができることも魅力の一つです。想像力(思い描く)や創造力(工夫して創り出す)、集中力や忍耐力の基礎を養うと言われています。また、泥に触れることが適度な刺激となり、皮膚を鍛え、雑菌への抵抗力も強くなるそうです。夢中で遊ぶ子どもたちには、その時間を大切に、躊躇している子どもたちには、ちょっとやってみようかな~・・・そう思ってもらえるように、工夫して働きかけていきたいと思います。


★ひかり
☆滑って 走って 草だらけ!☆

 今年度は4月2日の黄色グループの土曜活動からスタートし、早速この日から、新メンバーの2人が参加しました。久しぶりに新メンバーを迎えた黄色グループ、ノリコさんやユウさん、マサユキさんが新メンバーと握手をしていました。

 春になり気候も良くなってきたので、渋谷から代々木公園までみんなで歩いて行きました。代々木公園の広場に、シャボン玉のパフォーマンスをしているおじさんがいて、アユミさんやマサユキさんが食い入るように見ていました。アユミさんは、シャボン玉がくると触ってニッコリ。マサユキさんは大きなシャボン玉作りも挑戦していました。

 また広場では、大縄飛びや綱引き、セイヤさんが持ってきたフリスビーでも遊びました。ユウさんやセイヤさん、ノリコさんも一緒に混ざって盛り上っていました。ドッグランコーナーもあり、「犬かわいい!」と言って見ていたメンバーもいました。

 初めて参加した新メンバーも、思っていた以上に馴染んでいるように見えました。これからまた丁寧に仲間作りをしていきたいなと思います。