★わんぱくクラブ駒沢
☆韓国料理を食べる！☆
今回は９月の夕食会の様子をお伝えします。
夕食会は、年度の初めに職員で計画を立て、月毎にテーマを決めて臨んでいます。６月は麺シリーズ、１１月はハンバーガー、１月は鍋…など。その中で、活動のねらいも盛り込みます。鍋だったら、皆で１つの鍋を囲んで、ワイワイ食べる雰囲気を楽しむ、などです。季節の旬の食材や、チャレンジメニューを取り入れることも意識しています。９月は「韓国料理」でした。他国料理については、それらを作ったり味わったりすることで、食の幅が広がればと思っています。今回のメニューは、チャプチェ・チヂミ・プルコギ・ワカメスープ・白米です。また、庭で採れたナスの浅漬けや、韓国のり・キムチなどのトッピングも用意しました。
料理は、もちろん子ども達も参加します。来所時間がバラバラなので、１日保育の昼食作りのように一斉に取り組むことは難しいのですが、スタッフが台所で調理を進めつつ、ホールの片隅でチヂミを焼く作業を子ども達でやりました。ホットプレートに点々と生地を広げ、ひっくり返しました。ワタルくん、ヘラをがっしりと掴んで、意欲的に調理を頑張っていました。どうやら早く食べたいという気持ちも強いようです。
さて、料理が仕上がり、部屋も片付け、さあ机を出そう！という所で、スタッフが一芝居。画用紙に書いたハングルを読み上げて、子ども達に韓国語講座を行いました。これが、合っているのか合っていないのかよく分かりませんが、大盛況でした。
「いただきます」の挨拶は、イットくんが名乗り出てくれました。皆の前で「チャルモッケスムニダ」と、練習した言葉をしっかりと言っていました。
食欲旺盛な子ども達の前で、牛肉１キロ強を使用したプルコギは、あっという間になくなりました。あんなに山盛りにあったのに・・・！毎回のように驚きます。２年生のチトクくんも、よく食べます。一口一口噛みしめることが嬉しいのか、どのメニューも笑顔で食べ進めていました。
キムチの試食もしてみました。ユウタくんは口に入れた瞬間、ハッと動きが止まり、すぐにお茶をゴクゴク。その後は刺激が癖になったのか、何度もチャレンジしていました。カイドウくんは全く動じず。ムムム、強い。リンドウくんも大好きな様子でした。
夕食会の醍醐味は、皆で楽しく食べることです。コタロウくんが「美味しいね〜」と周りの子と話したり、キムチを食べて焦るリョウくんの可愛らしい様子を皆で見たり、「グワッハッハッハ！」と全力でおかわりに向かうコウセイくんに「食べ過ぎー！」と声を掛けたり。そんな雰囲気の中でこそ、少し苦手な野菜に挑戦したり、初めて食べる料理を完食したりすることがあるのだろうと思います。
各施設のおたよりから