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 各施設のおたよりから

駒沢幼児グループ 2013年10月

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。

《秋だ! おいもだ! ぐるぐるだ?!》

★わんぱく駒沢
☆「3、2、1、スタート!」ぐるぐるぐる〜〜〜!!☆

 部屋あそび中、スタッフのマキタがワタルくんを、「薄いマットの上に子どもが寝て、スタッフがマットを引っ張りぐるぐる回転させる!」というあそびに誘いました。ワタルくんが大好きな遊び。マキタがマットを持って来たのを見ると、ニコニコと自分から上に寝てスタンバイ。「3、2、1、スタート!」と掛け声をかけ、ぐるぐるぐる〜〜〜!!と大回転。とてもいい笑顔のワタルくん、一度回転が止まってもワタルくんの方から「もう一回」とリクエストが出て、くり返し遊びました。

 その様子をみたユキノさん、「わたしもやりたい!」と登場。ワクワクした表情で順番を待ってから、ユキノさんも自分でスタンバイ。かなりの速さで回りましたが、すごく楽しそうな表情でした。  さらに、その様子を見たキヨタカくんがやってきたり、テツヤくんやガクトくんがスタッフと一緒に掛け声をかけたり、自然と子どもやスタッフが集まってにぎやかになりました。

 みんなで順番に遊んでいると、横になった子どもから「マキタさんも一緒に寝て!」と面白い提案がありました。マットを引っ張る役をスタッフのニシさんに任せて、マキタもうきうきとマットへ。せまいマットからはみ出ないようにお互いにぴったりくっついて、「3、2、1、スタート!」

 一人で寝て回してもらうよりスピードは落ちてしまうのですが、二人で一緒にキャーキャー騒いだり、回しているニシさんの必死な表情や声が楽しくて、一人の時とは違う面白さがありました。それをきっかけに「子ども二人が寝たのをスタッフが回す」、「スタッフが寝て子どもが回す」、「子どもが寝て子どもが回す」…などいろんなやり方が誕生。みんな色々な楽しみ方をしていました。

 回るだけが楽しいとは限らないようで、コウセイくんは自分が回ったあとも近くで様子を伺っていて、マキタが横になった瞬間に駆けつけてマットを持ち上げ、ごろごろとマットからはみ出ていくマキタに大笑い。回されるのはちょっと怖いなぁ…という子も、盛り上がっている様子を見て楽しそうに笑っていて、とても一体感のあるあそびだなぁ、と思いました。

  これからも、子どもの方から「楽しそう!」と近づいて来てくれるような魅力的なあそびをたくさん見つけていきたいです!


★幼児グループ
☆「さつまいも掘り」☆

 おひさまがぽかぽか、でも少し冷たい風が吹く秋の日、近くの畑へさつまいも掘りに行ってきました。子どもたちは長靴をはき、軍手もはめて、意気揚々とさつまいもの元へ。ユキくんはいち早くおいもを発見!“あったよ〜”とスタッフを手招きします。スコップを持って周りを慎重に掘り進めます。ユウくんも発見して、こちらはダイナミックに手で堀ります。そんな中、ユキくんがおいもをゲット!嬉しそう〜♪隣ではユウくんもおいもを掘り当てました!やったね!ユキくんとユウくん、一つ掘れるとおいも掘りはおしまいにして…

 さぁ、次は探検だ! 裸足になって柔らかい土の上を歩きます。ユウくんが走り出すとユキくんも追いかけます。ユキくんがジャンプするとユウくんも!さつまいものつるを見つけると、「うんとこしょ、どっこいしょ!」と引っ張って「大きなかぶ」ごっこが始まります。今度は枯れたつるを2本発見したユキくん。1本は自分用に、もう1本をユウくんに渡します。それでユウくんも“あぁ、アレね!”とガッテン!チャンバラの始まりです。2人の世界でどんどん遊びが広がります。

 青空のもと、ひろ〜い畑を駆け回る2人の姿がかわいくてかわいくて…。帰り道に“遊んだ〜”と満足そうな二人の表情を見て、私前野も嬉しくなりました。