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 各施設のおたよりから

駒沢幼児グループ 2013年6月

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。

《雨のめぐみ》

★わんぱく駒沢
☆苗植え☆

 今年度は、園庭で植物の栽培に挑戦しよう!ということで、雨続きの日々の中で機会を伺っていたのですが、先日ついに苗植えをすることができました。

 みんなで砂場の近くに作った畑の前に集まって、これからやることを説明しました。園庭で遊びたい気持ちでいっぱいだったリンドウくんも、説明が始まると興味津々な顔つきで聞いていました。

 まずは、キュウリの苗植えです。「土を掘りたい人ー?」と問うと、真っ先に寄ってきたのはキヨタカくん。スコップを手に、土を一生懸命に掘っていました。ユウタくんは、苗を容器から出して穴に入れる作業を担いました。ユウタくんの手からは溢れるほどの大きさの苗を両手でがっしり掴み、穴に入れました。最後に土をかけて慣らします。ここでは、ユキノさんが積極的に手を挙げて立候補し、土をかけていました。

 キュウリの後は、トマトの苗を2つ植えました。遅れてやって来たコタロウくん、トマトの苗を植え、満足げな表情を浮かべていました。トマトを食べるフリをすると、「すっぱーい」と言って、とてもすっぱそうな顔を作っていました。甘いトマトができるといいね!

 みんなで水を与えながら、育てていきたいと思います。

★幼児グループ
☆雨を楽しむ☆

 いつもなら、「今日は雨だから、外には出られませ〜ん」なのですが…今日は違います。そう、カサがあるんです!子ども用の小さなカサを子どもたちに見せると、きら〜んと目が輝きます。長靴をはいて、カサをさしたら準備OK!

 さっそく「水たまり〜」とサっちゃん、嬉しそう〜!その声につられて、ケイくんとサラちゃんも水たまりに入りバチャバチャ。「みんなで探検しよう〜」とサラちゃん。まずは、ブロックをどけてダンゴ虫観察。「気持ちわる〜い、にげろ〜」と嬉しそうに駆けていく3人。でも気になって再び観察、「雨宿りかな?」。すると、隣になめくじ発見!サっちゃんの「鼻水みた〜い」の一言で、みんな大笑い。

 次は裏庭へ移動です。サっちゃんが「手をつなぎましょ!」と私の手をぎゅっ、サラちゃんも一緒にぎゅっ、ケイくんもスタッフの小島さんとぎゅっ。雨はひんやりするけれど、つないだ手はぽかぽか〜。今度は、きれいな水たまりを見つけて「水槽みたいだね〜」とサラちゃん。「海みたいね」とサっちゃん。ケイくんは二人の顔をかわりばんこに、嬉しそうに見上げています。その水たまりに、笹の葉で作った船を浮かべたり、石を投げ入れたり。その後も、カサをひっくり返してくるくる回して遊んだり、透明のカサに葉っぱを乗せて「おしゃれかさ!」…。

 いつもと同じ園庭だけど、長靴をはいてカサをさすだけで、うきうきしちゃう!そんな日は、次から次に発見があります。子どもたちの目は“何かないかな?”とキラキラしていました。なんでもない遊びですが、とっても楽しかった!子どもたちには、“わくわく”や“楽しい”の引き出しをたくさん持っていて欲しいと思っています。“あ〜楽しかった!またしよう!”そんな気持ちを、子どもたちとたくさん共感したいな、と思います。