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 各施設のおたよりから

駒沢幼児グループ 2013年4月

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。

《新年度です!今年は何が起こるカナ?》

★わんぱく駒沢
☆豊洲にお出かけ☆

 今月の土曜活動は豊洲にある「豊洲5丁目公園」と「がすてなーに」(ガスの科学館)に行きました。 豊洲の公園と言ったら「豊洲公園」がメジャーです。が、今回はあえてマイナーな「豊洲5丁目公園」に行きました。

 公園内には、海をイメージした遊具があり、特にカニをイメージ?したすべり台を中心に楽しみました。カイドウくんは木登りにチャレンジしていましたが、登れる木が見つからず、その代わり?に電車のアスレチックの屋根に登って満足しているようでした。

 「がすてなーに」では、わんぱくクラブ三軒茶屋のメンバー・スタッフにバッタリ遭遇!休憩スペースで一緒にご飯を食べました。アイさんは三軒茶屋メンバーに声を掛けていました。また、早く食べ終わった三軒茶屋のメンバーが、駒沢のメンバーのお弁当を「おいしそうだなぁ」とじーっと眺めている姿もありました。

昼食が終わり、三軒茶屋と別行動に。「がすてなーに」を見学しました。お風呂のしくみを説明するスペースでは、ケイトくんが体をゴシゴシこするマネをして、お風呂を満喫?していました。

 地下ガスタンクの紹介ブースには、下を覗くと落ちるような感覚になるガラスの床がありました。シュンくんがその床に寝転がると、下を恐る恐る覗いていました。不意に「ドン!」と松香が床を踏んだ瞬間、体がビクッ!!・・・「あははは」と笑い、スリルを楽しんでいました。

 残り時間は、屋上の芝生で三茶と合流し、一緒に過ごしました。アイさんは昼食同様、三軒茶屋メンバーとおしゃべり、テツヤくんは追いかけっこをしたりしていました。

 その中でも、駒沢VS三軒茶屋のリレーは白熱した戦いになりました。トップバッターのカズキくんは「カズキ〜」という声援に応えるような表情。また、テツヤくんは折り返し地点を通り越して、海を見渡せるデッキの手すりにタッチして戻ってきました。カイドウくんはテツヤくんと同様手すりまで行き、タッチするのではなく、手すりにもたれかかり、海を眺めていました。その姿はダンディでした…。アンカーのアイさんは張り切りすぎたのか、アンカーの前の義野と同時にスタート。結局2往復する形になり、息が切れていました。

 リレーは三茶の優勝でしたが…、楽しんでいる姿は、駒沢も負けていませんでした!


★幼児グループ
☆新年度、スタートしました!☆

 今年度が始まりました!「一人ひとりの子どもたちに寄り添い、受け入れること」、これは、わんぱくの保育を語る上で欠かせないことです。でも、とても難しくて、失敗することも多いです。先月、こんなことがありました…。

 サエちゃんが、鼻歌まじりのご機嫌で紙をハサミで切っていました。でも、ハサミの持ち方が縦で危なかっかしたったのです。そういえば「ハサミを正しくもって線の上を切る」って目標にあったなと思った私は、「サエちゃん、持ち方ちがうよ、こうだよ」と言いました。サエちゃんは「いいの!」それでも私は「こっちの方がかっこいいよ〜!ほら!」と手をもって持ち替えさせました。サエちゃん、パッと変わって「これでいい!」…その辺りでやっと“しまった!”ということに気づきました。でも、もう遅くて「野末さんキライ!もういい!」と怒って行ってしまいました。「あ〜しまった!」と思った私は、すぐに「サエちゃん、ごめんね。せっかく楽しく切ってたのにね」と謝りましたが、「いいよ!」とは言ってくれたものの、ハサミはもう持ちませんでした。多分サエちゃんは一緒にやっているうちに気づいたと思います。どうやればうまく切れるのかを。「おしえて!」と言うまで待てば良かったなぁ…。

 別の日、またサエちゃんが楽しそうに切っていたので、「まぜて〜!一緒に切ろう!」と言ってみました。すると「いいよ!野末さん、ハサミどう持つの?」と聞いてきました。時折うまくいかないと、また縦に持ったりしていましたが、自分で持ち替えて頑張っていました。私だってうまくできないことを人にズバッと言われたら、イヤな気持ちになります。それはみんな同じですね。上から引っ張るのではなく、同じ目線で、できたことを喜び合う。“今”にとことん付き合えば、子どもたちは自分の力でびっくりするような成長を見せてくれます。

今年もどんな びっくりが待っているのでしょう!みんなで楽しみたいです!!よろしくお願いします。