★わんぱく三茶　
集団遊び

　ある日のこと、子ども達が帰ってくる前。その日は生憎の雨。そこで、部屋の中で出来る集団遊びについて、スタッフで話し合いました。部屋の中と言っても、そんなに広いわけではありません。その中できることは何か・・・あれこれ案を出し合い、カルタ、はないちもんめ、しっぽとり、だるまさんがころんだ、ハンカチ落しをやることに。一日で全部やることは出来ませんでしたが、その時の様子をお伝えしたいと思います。

　まず「カルタ」。これはイシさんが考えてやりました。ただのカルタではなく、子ども達の顔写真をカルタにしました。名前を読み上げてその子のカルタを取る・・・！　普通のカルタだと「あ」など文字が書かれているのを見つけることになりますが、これならいつも会っている友達の顔を取ればいいのでとても分かりやすい！　コウ君は必死になって取りに行きましたが、お手つきが　多かったです（笑）ミキちゃんはそんなコウ君の勢いには勝てず・・・それでも自分の名前が読み上げられた時、取りに行く速さは目を見張るものがありました。

　続いて「はないちもんめ」。これを提案してくれたのはアユさん。ただ、練習をせずに子ども達とやってしまったため・・・いざやるとバラバラ。この遊び、地方によってやり方が僅かに変わったりするのです。東京、神奈川、埼玉、沖縄、広島・・・日本全国から集まってきたスタッフ、どこかであわせる必要があるみたいです。でも、やってみると意外に上手な子も。マイちゃんは歌がとても上手。スタッフが何歌おうと構わず歌っていました。ナオ君はちょっと違ったルールの解釈。「ナオ君が欲しい！」と言われると「え！だめだめ！僕は行かないよ！」と慌てて拒否。ジャンケンに勝ち、残留する時はとても幸せそうでした。

　別の日・・・・
　その日も生憎の雨。そこで、前回出た「だるまさんがころんだ」をやることに。これはユキさんが提案してくれました。前回の練習を踏まえその日は子ども達が来る前に入念な打ち合わせ。まず鬼（だるま）は分かりやすいように面をかぶること。タッチしたら逃げていいのは5秒間！鬼は10歩まで歩いてよし！というルールを作りました。今回は事前に練習もしていざ本番。子ども達、みんな一度やってことがあるのでしょうか、とても上手。結ユウくんは「・・・ころんだ！」の瞬間、ぴたっとキレイに止まります。ケン君も両手を前に出しては、「僕は動いていませんよ！」言わんばかりの猛アピール！リュウ君とコウキ君は誰よりも早く鬼へと近寄り、タッチしてみんなを救ってくれました。

　これから梅雨に入りますね。部屋でも出来る遊びを少しずつ増やして行きたいなぁと思います。　

　
★ひかり
ひかり歓迎会

　４月２８日（土）に太子堂小学校の体育館で行いました。参加者はメンバー３３名（赤１０名・緑７名・黄色７名・青９名）、保護者２５名＋妹１、スタッフ１４名総勢７３名でした。広い体育館に暖かい雰囲気があふれていました。 今までは、歓迎会は早くした方がいいのではと考えて、４月初旬にやっていたのですが、みんなで歓迎会の取り組みができるようにと、４月下旬に計画しました。

　壁には、新メンバーの顔写真入りのポスターやプログラムを貼りました。ゲームの係や司会や入場の時、旗を持って先頭を歩く人を話し合いで決めました。入場の練習をしたり、初めに歌う「ワイルドアットハート」の練習をしたりすることで歓迎ムードは盛り上がりました。

　当日の入場行進は練習よりずっと上手で、一列になって堂々と歩いていました。
　新メンバーがグループの仲間として受け入れられてからの歓迎会だったので、新メンバーの入場行進で、マユさんが緊張してうごけなくなった時、同じグループのマサヒロ君やユズル君に応援を頼むと快く助けに来てくれました。その後は、スタッフに声をかけられなくても、マサヒロ君は自分から駆け寄ってマユさんの援助をしていました。それがとても自然で仲間意識を感じました。マユさんが３月に見学に来た時、モトム君が入り口で固まっていたマユさんに声をかけ、動き出したということもありました。

　昨年入ったレオン君は、歓迎会に遅れてきたこともあって落ち着かず、スプーンレースのボールをポンポン投げて、ゲームには全く参加できませんでした。今回はみんなの中に溶け込んでゲームをしていて、１年間の成長を感じました。１年に１回の行事は、メンバーの成長を目の当たりにすることができるので、大切だということを改めて感じました。

　最後に、係の仕事をした人に全員前に出てもらい、みんなでねぎらいの拍手をしました。前に並んだメンバーはみんな晴れやかな顔をしていました。　

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。

《集団ってスゴイ！！》
行事の時は、保護者も「集団遊び」を楽しみます！