★わんぱく駒沢(2月6日)

                        小松菜とり

  秋のさつまいもに続き、区教育委員会主催の「自然体験学習」という企画で、小松菜畑を一うね借りました。一うねあると、ものすごい量の小松菜が育ちます。しかも最終的にはまっさらな状態で返さないとイケナイということで・・・、スタッフが必死になって採っています。
  そんなスタッフの事情を知る由もない子どもたちは、それぞれマイペースで小松菜を引っこ抜いていました。

  ジンくんは、とっても意欲的。むんずと茎を握りしめて引き抜いては歓声を上げ、拍手をしていました。いかにも仕事していますという感じで、とっても充実した表情でした。
  広い畑に開放感を抱くのか、ひーちゃんとカズくんは畑に入るや否やキャーキャーと大笑い。その勢いで小松菜を採っていました。
  シュンくんは、車イスから降りて挑戦。ちょっと体勢がきつそうでしたが、茎を握る手には力強さを感じさせました。

  そんなこんなで、大量の小松菜を収穫してわんぱくに帰ってきました。メンバーとスタッフだけで消費するのが難しかったので、玄関に「ご自由にお取りください」という張り紙と共に袋につめた小松菜を並べておいておきました。すると、街ゆく人たちや深沢小の児童などがどんどん持っていき、あっという間になくなってしまいました。小松菜ってやっぱり人気があるのでしょうか? ちなみに、私は大好きです、小松菜。
                                       
                                       (by SERI)

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★児童デイサービスわんぱく(2月5日)

               「りゅ〜く〜ん! がんばれ〜」

  畑からの帰り道、楽しかったのでしょう。レイちゃんのおしゃべりが止まりません。今日初めての言葉「こまつな」を言いたくて何度も確認し練習していました。でも後ろから歩いてついてきているリュウくんのことが気になる様です。おしゃべりの合間に振り返っては何度も立ち止まり、「りゅ〜く〜ん! がんばれ〜」と立ちつくし心配そうに見ていました。「レイちゃん、行こう!大丈夫だよ」と声をかけてもなかなか歩き出さずに見ていました。何度も振り返り振り返りエールを送りつつ歩くレイちゃんを見てなんだか胸が熱くなりました。リュウくんはレイちゃんにとって大切な仲間になっているのですね。でもこんな気持ちは簡単に芽生えたものではありません。毎日の積み重ねだと思っています。

  子どもたちが、お友達やスタッフが一緒だから不安なことでも頑張ってみようかな、と挑戦する姿をよく見ます。レイちゃんはコールマットからのジャンプもスタッフの手を握りしめて挑戦していました。そんなに怖いなら挑戦しなくてもいいよ、と思うのですが、本人はそれでもやりたいのです。そしてお友達やスタッフが応援していました。きっとレイちゃんはそういう思いを何度もしてきたのだと思います。だから頑張っているお友達に「頑張って」といわずにはいられないのだと思いました。

  人に大切にされている、自分をそのまま受け入れてもらえている、という経験は、次の成長への原動力になります。そういう眼差しがあるから、やってみようという気持ちが育っていくのです。
  子どもにそういう気持ちがなければ、どんな素晴らしい道具を用意しても成長はしません。それぞれの子どもたちが、自分たちは受け入れてもらっていると感じられるような保育を大切にしていきたいと思っています。
                                          (by YUKKO)

★わんぱく三軒茶屋(2月6日)

                  くやしい気持ち

  三宿神社の階段登りを競争しました。一番下から「よーいドン!」で競争しました。かなり急な階段ですが、みんな頑張って上ります。1位・コースケくん、2位・コウタくん、3位・セイくんです。2位のコウタくんが「コースケ早い」とつぶやきました。三宿の森でも、山くだり競争をしました。コウタくんVS.コースケくん。何度か競争しましたが、何度やってもコースケくんにはかないません。しまいに、コウタくんは「コースケ、スピード早いー!」「コウタおなかが重いー!」「足が痛いー!」「腕が痛いー!」等と言いながら泣き出します。でも、勝ちたくて走っては負け、負けてはまた泣いて走り、と繰返し本当によく走りました。

  普段、わんぱくに帰ってきても、部屋ではいつもゴロゴロ寝転んで遊ぶコウタくん。おやつの時間も、他の子がコップを洗いに行っても、声をかけない限り動き出しません。「どうしたものか」と思い、スタッフ間でもいろいろ対応を考えていました。でも、今回のコウタくんのくやしがる姿を見て、ちゃんと気持ちが育っていると確信しました。やりたいことなら、しっかりやるコウタくんを見て、大丈夫だと思ったのでした。
                                          (by AI)

★ひかり (1月31日)

              
20歳を祝う会をやりました!

  ひかりフェスタをやったことが全体のまとまりを作ったようで、10時から3時までの長い時間、わんぱくクラブ駒沢の部屋で過ごしたのですが、ほとんどのメンバーが祝う会を楽しむことができました。
  おしゃれをしてきてほしいという要望にこたえてくれて、大人っぽい服装の人たちがたくさんいて、雰囲気は一気に盛り上がりました。「すてきだね」「かっこいいね」「かわいいね」「きれいだね」などという言葉が飛び交い、そのたびに笑顔が広がり、みんなが楽しい気分になりました。

  1部はIWASHIさんのギター演奏。みんな静かに聴いていたので、以前アルバイトをしてたIWASHIさんとしては、感慨深いものがあったようです。
  2部の祝う会は30分で終わり、残りの1時間半はダンスをしたり手遊びをしたりして過しました。ライオンズクラブの人たちも一緒に楽しんでくれました。『ワニの家族』という手遊びでは、「ライオンズチームがやります!」と進んでやってくれて大喝采でした。お祝いの品はリュックです。受け取るときは、どのメンバーも神妙な表情をしていました。世田谷ライオンズクラブの会長の山本さんの話をみんなシーンとして真剣に聞いていました。その話を好意的に受け止めたようで、ダンスのときヤッくんが山本さんを誘いに行き一緒に踊ったり、ノッコさんが『ワニの家族』の時の手遊びをやって、と山本さんの手をとって前に出したり、山本さんは大もてでした。
  来年は人数が増えますが、今回のような和やかな雰囲気でできたらいいなと思っています。

                                  (by KON)

各施設のおたよりから
〜その9〜

わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。

 冬でもみんなアツいんです!》