★わんぱく三軒茶屋 (7月4日)
ともだちはいいもんだ
学校からの帰りはバスに乗るというお母さんとの約束を破り、この日もわんぱくの送迎の子どもに
ついてきてしまったジュンくん(みんなと一緒に帰りたい気持ちも分かるのですが)。約束を守れな
かったのが初めてではない為、AIが「お母さんとの約束守れないなら、お家に帰って下さい」と
きつく注意しました。怒られて固まっているジュンくんを見て、すぐにモトくんがやってきました。
「ジュンのお母さん仕事だから」「ジュンいた方がいい」と次々とジュンくんのフォローをするモトくん。
しまいにはAIの気をそらそうと「ジュン、1年5組だから」「修学旅行のビデオ見たよ」と関係のない
話まで持ち出してきます。モトくんのあまりの熱意に折れ、「ちゃんとバスに乗りなよ」と、ジュンくん
に話をして終わりにしました。
その後すぐ、ジュンくんが学校の音楽の歌詞ファイルを持って私に見せに来ました。ページを
めくって次々歌詞を見せてくれたのですが、最後のページをわざわざファイルを持ち上げて見せて
きます。そのページには、「ともだちはいいもんだ」と書かれていました。余りに出来すぎていて、
周りにいたスタッフは大笑いです。
ジュンくんとモトくんの関係は、誰が見ても親友と呼べるものだと思います。この二人の関係を、
とても羨ましそうに見ているメンバーがいます。またそこから関係が広がっていくのも楽しみです。
(AI)
各施設のおたよりから
〜その6〜
★児童デイサービスわんぱく (6月5日)
新聞あそびで
おもちゃを全部片付けて、新聞紙を広げました。ビリビリリッッッ 新聞紙が勢い良く破れる音に
素早く反応したのは、ミイちゃんとシュンくん。細かくちぎって高いところから雪のように降らせると、
両手を広げて大はしゃぎです。 ゴロン、横になって眺めていたマコトくんもヒラヒラと舞う雪!?を
見てはニッコリしていました。 RUKAも一緒に横になりました。 シュンくんはスタッフと一緒に
なって「埋めてしまえー!」と大笑い。助けを求めるRUKAに次から次へとかけていきました。遊び
が始まった頃は誘ってもすぐに離れていってしまったエイくん。それでも和室の方からチラチラと見
ているようでした。自分からは入りません。山ができるくらい集まった頃、呼んでくると自分から足
を埋めたり、触ったりしだしました。
日頃みんなで一緒に遊びたい! とつい無理な声かけをしてしまったりするのですが、本人の
気持ちはちゃんと傾いているのだと改めて思いました。コウくんもみんなの中に入って、いろんな
方面からのびる手に揉まれても笑顔で座っています。みんなで新聞遊びができたという気持ちに
なりました。
みんながいるから楽しい。わんぱくで会うお友だち。会いたい仲間、心地よい場所になれたら
嬉しいなぁ。心からそう思いました。
(RUKA)
わんぱくの保育・活動の様子をお伝えするコーナーです。
《ひかりは新しい活動場所へ》